トレーニングの原理原則①

トレーニング

こんにちは!第1回目はトレーニングの原理原則についてお話ししていきます!

今回紹介する原理原則は身体を鍛える上で基本となる考え方ですが、これを無視したトレーニングの紹介動画や記事はネット上にたくさん溢れています。

あなたが参考にしようとしている動画や記事の内容は本当に効果があるのか?安全なのか?
それを見極めるための知識として活用していただければと思います!

トレーニングの効果をしっかり出していくための考え方として3つの原理があります。

  • 過負荷の原理
  • 特異性の原理
  • 可逆性の原理

今回は以上の3つをそれぞれ事例をもとに解説していきます!

過負荷の原理

トレーニングは普段扱うことがない負荷をかけないと効果が現れません。

例えば自重トレーニングをある程度習慣的に行っている人が同じスクワットをずっとやり続けても効果は薄いです。
筋トレを始めたばかりであれば疲労感や筋肉痛が来るかもしれませんが、次第に負荷に慣れていってしまうため、より高い運動効果を求めるのであれば負荷を高くする必要があります。

ただし、自重のスクワットからいきなり100キロのバーベルを担いでスクワットをするといった極端な負荷の上げ方はやめましょう。少しづつでも負荷を上げていくことが大切なので、まずは今の自分が何キロ扱えるのかをしっかりと確認した上で無理のない重量設定を行いましょう。

このことから分かるのが「○○キロのダンベルだけで大きくなる大胸筋トレーニング!」のような情報には注意が必要です。同じ固定された重量で常に筋肥大し続けるというのは現実的ではないです。
またそういったトレーニングを紹介している人の身体は、そのトレーニングだけで身体を大きくしたわけではありません。他の動画も見てみると必ず様々な種目を実施しているはずです。

特異性の原理

自分が目的としているものに合わせたトレーニングでないと求める効果は得られません。

例えば下半身の筋肉が衰えないよう鍛えるつもりでウォーキングを始めるとしましょう。
全く効果がないというわけではないですが、ウォーキングはどちらかというと有酸素運動になります。
目的としては心肺機能の向上の方が強くなるため、下半身の筋力強化には少し遠回りかもしれません。
この場合、手軽に行えるものであればまずはスクワットを検討してみるのがいいでしょう。

可逆性の原理

こちらはシンプルに、継続しないと効果が失われてしまうという意味です。

筋肉がついて見た目が変わっても、体力がついて楽に坂道や階段が登れるようになっても、家で1日ごろごろネトフリを見るような生活を始めてしまえばあっという間に身体は元に戻ってしまうでしょう。

僕もコロナの緊急事態宣言でジムに全く行けない時期がありましたが、久々に再開した時は1セットで息切れするほど弱くなっていて絶望したものです(/ _ ; )

何事も継続し習慣化するのには時間がかかりますが、運動で得られる健康は一生の財産になります。
運動の継続のポイントもいずれ記事にして紹介します!

まとめ

今回は基本の3原理について解説をしました。
トレーニングをする際はネットの情報を参考にすることが多いかと思いますが、間違った情報を掴んでしまわないようにこの3原理を1つの判断基準にしてみてください!

次回はトレーニングの5原則について紹介するのでお楽しみに!

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